こんにちは!BBT大学院事務局です。
本日は、BBT大学院の修了生が企画・運営する年に一度の大イベント「BBT-ABC(Alumni Business Conference)」のレポートをお届けします。
BBT大学院はオンライン完結型のため、人間関係がドライなのではないか、孤独感を感じて継続するのが難しいのではないか、というご心配の声が少なくありません。しかし、実際は入学したばかりの方から卒業して10年以上経つ卒業生まで、「タテヨコナナメ」で繋がる機会が多い環境です。
その中でも、毎年多くの修了生・在学生が一堂に会する年に一度のタイミングが「BBT-ABC(アルムナイ・ビジネス・カンファレンス)」です。
MBA取得後も学び続けるメンバーが多いからこそ実現できる、修了生主体の【学び&出会いが生まれる】スペシャルイベントです。
講師は株式会社Creator’s NEXT代表取締役であり、デジタルハリウッド大学大学院客員准教授も務める窪田望先生です。また、AI(AGI)に関する20の特許技術を持つ、AI業界の最先端を走る方です。
ワークショップでは、「写真の人物は何に驚いているか?」という問いを通じて、同じ情報でも解釈が異なる現象を体験。
これにより、マーケティングにおいてもターゲット設定の重要性が強調されました。また、ペルソナ設定の際には、「出来すぎ君」よりも「のび太君」のように現実的な人物像を描くことが大切だというポイントが印象的でした。
さらに、AI技術の公開による恩恵やプロンプト・エンジニアリングの重要性にも触れ、生成AIを活用した新規事業創出の事例が増加していることを紹介。ノンプログラミングでAIの恩恵を受けることができるようになり、スマホやSNSと同様に「誰もがAIを所有する時代になる」とのことでした。
歴史を見ると、新しい技術が生まれた時、「否定する・壊す」側に立つ人が出てきます。皆さんは学ぶ側になりますか?壊す側になりますか?という問いかけで講演は幕を閉じました。
AIの進化を目の当たりにして、驚くと同時に新たな可能性を感じる時間となり、聴いている皆さんの興奮が伝わってきました。
講師は組織コンサルの今野誠一先生と、Aoba-BBTでリーダーシッププログラムを立ち上げた白崎雄吾先生です。
「リーダーシップ」のプロによる熱い講演・意見交換が行われました。
今野先生は、ミドルマネジメントが直面する「責任感の罠」について触れ、全てを完璧にこなそうとするのではなく、出来ないことを認めて周りの助けを借りることが重要であると語りました。
また、今野先生が提唱する「GOOD&MORE」の考え方を紹介。
経営者や管理職は、理想と現状の差分=「BAD」に注目しがちですが、現状できていること=「GOOD」+合格点との差分「MORE」に着目する方が、組織のエネルギーが上がるという考え方には納得の声が上がっていました。
白崎先生は、スペインのサッカーチーム「ビジャレアル」の話を通じて、組織の育成と成長について教えました。小さな町のサッカーチームが欧州リーグまでレベルアップするまでには、オンザピッチのスキルだけでなく、オフザピッチの人間的価値観を重視していたそうです。
※上記の育成に携わった佐伯夕利子さんは、スペインのプロリーグ女性初の監督とのこと。
📕オススメ書籍『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術 』
また、「リーダーシップの4STEP」という考え方も紹介されました。↓↓
【自己リーダーシップ】Find myself/Lead the self
↓
【他者リーダーシップ】Lead the people/Lead the society
この順番で階段を登っていくことで、真のリーダーシップが身につくという話は、とても考えさせられる内容でした。
参加者には経営者やミドルマネジメントの方が多かったこともあり、質疑応答も盛り上がり、延長戦に突入するほどでした。
講演が終わると、参加者同士で繋がる「BBT人財マッチング」が行われました。お互いのバックグランド・スキルを知ることで、新たなコラボレーションや仲間づくりができる場となり、大いに盛り上がりました。
いかがでしたでしょうか?修了生主催イベントから、BBT大学院の雰囲気を感じていただけたなら幸いです。
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移動中・お食事中でもご参加可能です。ぜひ気になるテーマ回へお越しください。