執筆:mbaSwitch編集部
新型コロナウイルス感染症の影響により、今後はこれまで以上に不確実で予測が難しい「ビジネスのVUCA時代」になるといわれています。ビジネスで勝ち残るためにはスキルアップが必要です。
スキルアップ方法としてMBA取得を検討している方もいるでしょう。しかし、MBA取得にはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、自分にはどのようなMBA取得方法が自分に合っているのでしょうか。
本記事では、MBAを取得すべきか迷っている方に向けて、取得するメリット・デメリットを紹介します。さらに、国内/海外、対面授業/オンライン授業といったMBA大学院の種類別のメリット・デメリットについても解説するので、MBA大学院選びの参考にしてください。
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「MBA」は、「Master of Business Administration」の頭文字をとった名称で、経営学の大学院修士課程を修了時に授与される「学位」です。日本では「経営学修士」もしくは「経営管理修士(専門職)」と呼ばれることもあります。
MBAは、国公立・私立・株立の経営大学院で取得できます。国内の経営大学院は全国各地にありますが、なかでも首都圏に集中しています。自宅や職場の近くに経営大学院がない場合は、インターネット環境があればどこでも受講できるオンラインMBAのコースが便利です。
また、仕事を中断できる場合は、海外に住みながらその地域にある経営大学院で学ぶという選択肢もあります。
国内外問わず、経営大学院のカリキュラムは、ヒト(組織行動・人材マネジメントなど)、モノ(マーケティング・経営戦略・オペレーションなど)、カネ(アカウンティング・ファイナンスなど)の経営資源の3領域を学ぶ科目を中心に組まれています。
この3領域を体系的に修得し、論理的思考や問題発見・問題解決のスキルなどを養うことで、経営・ビジネスで生かせる実践力を身につけられます。
どのような人材の育成を目指しているのかは大学院ごとで違いがあり、その大学院特有のカリキュラムも存在します。
「VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性:、Ambiguity:曖昧性)」は、もともとは1990年代に軍事用語として使われていた言葉でした。しかし、変化が激しく将来が予測できない現代のビジネスの状況を表していることから、2010年代から「ビジネスのVUCA時代」が到来したといわれるようになりました。
コロナウイルスが収束する目途は未だに立たず、ウィズコロナの生活が長期化すると予想されています。ウィズコロナ/ポストコロナ時代はこれまで以上に予測困難なビジネス環境になることは間違いないでしょう。
2020年7月末に実施された首相官邸での政策会議では、従来の「一極・大都市集中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)が遅れ、距離が意味を持つ経済社会」や「特定の場所で問題が起きれば全てのサプライチェーンが崩壊するような、短視眼で極限まで無駄がない経済社会」の在り方が、コロナウイルスの感染拡大によって問われていると報告されました。
そして、ウィズコロナ/ポストコロナ時代の社会の基本理念として、次の4つを挙げました。
●1. 新しい働き方を定着させ(テレワーク・在宅勤務、時差出勤、兼業・副業等)、リモートワークにより地方創生を推進し、DXを進めることで、分散型居住を可能とする社会像
●2. 変化への対応力があり、強靱性・復元力を持った長期的な視点に立った社会像
●3. 企業も眼前の利益にとらわれず、長期的なビジョンに立った企業像
●4. 脱炭素社会・循環経済の実現も含め、持続可能性を持った社会像
このような社会像・企業像を設計していくためには、新しい働き方の定着や、一極集中の是正、当面の経済運営の課題解決、産業再生・事業再構築、国際環境への対応など、さまざまな変革が企業にも個人にも求められます。
(出典:首相官邸「ウィズ・コロナ、ポスト・コロナ社会の検討のための未来投資会議の拡充について」)
「MBA(経営学修士)とは?科目・取得方法やメリット・注意点と大学院の選び方」
それでは、個々人がウィズコロナ/ポストコロナ時代を生き抜くためには、どういった能力が必要になるのでしょうか?
これからの時代にビジネスパーソンに求められる3つの能力をご紹介します。
1つ目は、「課題発見・解決力」です。これは、社会や組織において顕在化していない「本質的な課題」を見つけ出し、課題解決策を素早く立案して実行できる力のことです。
変化が多いVUCA時代においては、本質的な課題も従来とは異なることがあります。これまでの成功パターンにとらわれず、物事の本質を見抜く能力が求められます。
2つ目が、「新しいことにチャレンジする能力」です。今後は容易に社会の前提が覆ることがあるため、過去の常識や価値観にこだわるのはリスキーです。
今後、Z世代(1990年代半ばから2012年ごろまでに生まれ、幼いころからスマホやタブレットなどのデジタル機器を活用している世代)やデジタルネイティブとも異なる、ポストコロナ時代のニューノーマルの生活・価値観を常識とする世代が増えてくるため、新しいことに肯定的に取り組める資質はますます重要となるでしょう。
3つ目は、会社や組織に頼らず、「自分で生きていく覚悟と能力」です。従来の日系企業では、終身雇用・年功序列・新卒一括採用・OJTを中心とした「メンバーシップ型雇用」が主流でした。
しかし、VUCA時代の到来に伴い、日本国内でも欧米系企業で用いられてきた「ジョブ型雇用」、仕事の範囲を明確にすることでより専門性を高める方向の雇用方式にシフトしてきています。
今後は、身分と給与が企業によって保障される可能性が低くなるため、会社に属していても他の企業から求められる人材になるための努力と心構えが必要になります。
現在の仕事と並行しつつ、これら3つの能力を個人的に高めていくのは難しいことです。そこで、これからの時代に適応するための能力を身につける方法として、MBAを取得する経営大学院で体系的にビジネスや経営を学ぶという選択肢があります。MBAを取得するとどのような能力が身につくのか、次にご紹介します。
MBAを取得することのメリットとして、「変化が激しく先が読めない時代を生き抜くスキルが身につく」ということが挙げられます。それでは、具体的にどのようなスキルが身につくのでしょうか?
MBA取得を目指してプログラムを受講したり講師やクラスメートとディスカッションをしたりする過程においては、実践的な課題解決スキルやアントレプレナーシップ、リーダーシップを身につけられます。また、MBAを取得することによって昇進・転職・独立の可能性が高まることや人脈が広がることもメリットです。
それぞれのメリットについて、以下でくわしくみていくことにしましょう。
経営大学院では、ケーススタディを通して学びを深める機会が多くあります。ケーススタディは実践的なビジネススキルをブラッシュアップするのに最適な学習方法です。
さまざまな企業の事例からケーススタディを行うことで、理論の学習だけでは得られない、現実の問題解決に結びつけるスキルを養うことができます。
また、疑似体験を通して、問題解決力だけでなく、分析力や洞察力、論理的思考力、戦略構築力など、経営者やリーダーに必要な能力を養成することができます。
▶ケーススタディで身につくスキルの詳細は、
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これからの時代、起業をする人だけでなく、どのビジネスパーソンにも重要となってくるのが「アントレプレナーシップ」です。
2000年代から現在まで続く第三次人工知能ブームのなかで、「AIにできなくて、人間にできる仕事」をするために必要なスキルとして、高い創造性やリーダーシップ、人間力を兼ね備えたアントレプレナーシップが挙がっています。
アントレプレナーとは「事業を起こす人、起業家、企業家」のことで、アントレプレナーシップは、「企業家精神(起業家精神)。新しい事業の創造意欲に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢」を意味します。
別の表現をすると、「自分の生活の安定や将来を他人や会社に期待せず、すべて自らの責任においてリスクを取りながらも果敢にチャレンジする姿勢」がアントレプレナーシップです。
アントレプレナーシップを身につけるには、常に問題意識を持ち、ビジネス課題に対して挑戦する姿勢が必要です。創造力や発想力、問題発見・解決能力、決断力、行動力などを主体的に学ぶことで、アントレプレナーシップを養うことができます。こうしたスキルは、経営大学院でのケーススタディなどから学べます。
また、リーダーシップ、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を養うことも大切です。
▶アントレプレナーシップの詳細は、
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リーダーシップについてはさまざまな定義や解釈がありますが、一般的には、目標達成のために組織や人を導く能力のことを指します。
企業の経営者はもちろん、組織やチームのリーダーやリーダー的な役割を担っているビジネスパーソンにとっても重要な能力です。変革時に重要性を増すリーダーシップは、経済の不確実性や不透明性が増している今、まさに必要な能力だといえます。
経営大学院では、リーダーシップ論をはじめ、さまざまなカリキュラムからリーダーシップに必要な能力を学ぶことができます。
▶リーダーシップの詳細は、
【MBA・ビジネス用語】リーダーシップとは? マネジメントとの違いを解説へ
転職で有利になることがあるのも、MBAを取得するメリットの1つです。「国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査」では、情報通信業、金融・保険業、サービス業、製造業などでMBAホルダーの割合が高いという結果が出ています。これらの業種では特にMBAホルダーが求められているといえます。
(出典:株式会社工業市場研究所「国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査」)
加えて、MBAホルダー(国内大学院卒)が1名以上在籍している割合は、大企業17%、中小企業2%、外資系企業15%でした。中小企業に比べて大企業、外資系企業のほうがMBAホルダーの活躍の場が多いことがうかがえます。
また、経営大学院での学びを自分の業務へと還元できれば、昇進や収入アップにつなげることも可能です。
経営スキルが身につくことによって、独立したり起業したりといった道も拓かれます。
MBA取得後にキャリア面でどのような変化があったかの例として、ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科 経営管理専攻(BBT大学院)の修了生を対象としたアンケートの結果を紹介します。
キャリア面で何らかのポジティブな変化があったという回答は全体の80%を占め、なかでも「年収の増加」(59%)が最も多い回答でした。次に多かった回答は「業績・実績の向上」(45%)と「昇進・昇格」(45%)です。なかには1,000万円以上向上した修了生もいました。
人脈を広げる機会が得られることもMBAを取得するメリットです。経営大学院には、企業勤めのビジネスパーソンだけでなく、社長や役員、事業家、会計士、政治家、医師など、幅広い立場や職種の人が通っています。
業界や業種、職種、さらには国籍も異なるクラスメートと討論を交わすことで、普段の仕事では知り合えないような人々と「学友」として交流でき、貴重なビジネスのネットワークを築くことができます。
MBAを取得することにデメリットはあるのでしょうか。
多くの方は働きながらMBAの取得を目指しますが、その場合は仕事もあって多忙ななか、勉強や通学の時間がかかる点がデメリットだといえます。
ただし、オンラインかつオンデマンド式で学べるMBAプログラムなら、自分のスケジュールに合わせて柔軟に学べ、通学時間もありません。
また、経営大学院に通うにはそれなりの学費が必要となるため、費用の負担もデメリットの1つです。
時間や費用がかかる分、経営大学院で学ぶ目的をしっかりと持っておくことが大切です。
「現職での仕事の壁を乗り越えたい」「今は中間管理職だが、経営者視点を身につけて、さらに活躍したい」「今の時代に即した経営者になりたい」「将来起業するために力をつけたい」など、経営大学院で学ぶ目的は人それぞれです。
ご自身の過去から現在までのキャリアを振り返ったり、将来のキャリア像を考えたりすることで、自分なりの目的を探してみましょう。
ここまでMBAの一般的なメリット・デメリットについて解説してきました。では、MBA大学院はどのように選べば良いのでしょうか。MBA大学院を選ぶ際の主なポイントとしては、「国内か海外か」「対面かオンラインか」の2つが挙げられます。
まず、国内MBA大学院のメリット・デメリットをみていきましょう。
メリットは、海外MBA大学院よりもコストを抑えられることです。国内MBA大学院の学費は海外MBA大学院よりも安い傾向にあり、卒業まで200万〜500万円程度で済みます。くわえて、国内MBA大学院なら渡航費や通学費・生活費なども海外MBA大学院より抑えることが可能です。
また、国内MBA大学院であれば日本語カリキュラムが多いため、語学力がない方でも効率的に学習できます。手続きやサポートも日本語なので手間がかかりません。
履修期間が基本的に1〜2年と海外MBA大学院より短い点も国内MBA大学院のメリットといえます。
デメリットといえば、国内MBA大学院には国際認証を取得している大学が少なく、国際的に通用するブランド力が少ない点です。ただし、国内での活躍を目指している方にとっては、あまり影響はないかもしれません。
次に、海外MBA大学院のメリット・デメリットについて解説します。
海外MBA大学院のメリットとは、国際的なブランド力が高い大学院が多いこと、グローバルな人脈を築けること、英語力を磨けることなどです。
一方、海外MBA大学院には高額のコストがかかるというデメリットがあります。卒業までの学費が500万〜2,000万円かかることにくわえて、生活費や渡航費も必要です。
また、海外MBA大学院では原則として授業の全てが英語のため、よほど語学力の高い方でないと理解が追いつかない可能性があります。手続き・サポートも英語のため、不安を感じるケースもあるでしょう。
海外MBA大学院の履修期間は2〜5年程度とまちまちですが、国内MBA大学院よりも長期間にわたることもあります。ビジネスの現場や家族から長期間離れることもデメリットといえます。
まず、対面授業のMBA大学院のメリット・デメリットについてみていきましょう。
対面授業のMBA大学院に通うメリットは、講師やクラスメートと直接向かい合って行うグループディスカッションなどでリアルな温度感を得られたり、実際に顔を合わせることによって広く深い人脈を形成しやすかったりすることです。
一方、対面授業のMBA大学院には、通学に時間・体力・費用の負担がかかる、通学や受講に時間的な制約があるといったデメリットがあります。また、基本的に講義は1回きりのため、オンライン授業のように講義録画を何度も見直すことはできません。
次に、オンラインMBA大学院のメリット・デメリットについて解説します。
オンラインMBA大学院のメリットとは、限られた時間を有効活用しながら学べることです。また、場所を問わずに学習できます。さらに、講義録画の配信やチャットでのテキストディスカッションなど、オンラインならではの方法による学習が可能です。
オンラインMBA大学院のデメリットとしては、対面授業に比べれば臨場感に乏しく、現場ならではの熱量を感じにくいことが挙げられます。自発的に学び、講師やクラスメートと積極的にコミュニケーションをとる姿勢がオンライン学習には欠かせません。
ポストコロナ時代のビジネスパーソンに必要な能力を身につけるには、BBT大学院がおすすめです。
BBT大学院は国内初のオンラインMBA課程を持つ経営専門職大学院として2005年に開学し、これまで1,300名を超える卒業生を輩出してきました。
100%オンラインで一切通学せずに学ぶことができるため、多忙なビジネスパーソンであっても、時間を有効活用しながら自分のペースで学習を進められます。
学長は、経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社長やアジア太平洋地区会長を歴任した大前研一です。
学術研究を中心に据えてきた伝統的な大学とは異なり、日々刻々と変化する経営環境において世界中のビジネスパーソンが活躍するための普遍的・最先端の知見を、ビジネスの実務家から学べる学校を作りたいという想いから生まれました。
そのため、教員の大半は経営者・起業家・経営コンサルタントなどビジネスの現場において顕著な実績を残した一流のビジネスパーソンであることを重視しています。
カリキュラムも、経営学の基礎を学ぶ一般的なMBAで提供される科目だけでなく、実際のビジネス現場で活躍できる実践力が身につく内容であることに重きを置いています。
たとえば、「Real Time Online Case Study(RTOCS:アールトックス)」と呼ばれるBBT大学院独自のケーススタディでは、「もしあなたが〇〇社の社長であれば、今のビジネス環境のなかでどういった戦略・解決策を立案して実行するか?」という現在進行形かつ実在の企業のケースを用います。
過去のビジネスケース資料を学生が読み込んだ上で議論をする一般的なケーススタディとは異なり、ヒントや前例が全くないなかで、市場や競合のリサーチと自社の分析、本質的な問題点の発見、そして問題点に対する有効な戦略と解決策の策定を行わなければなりません。
1週間ごとに新しい企業のお題が出されるため、限られた時間内でリサーチ・分析・戦略策定の全てをこなすというスピード感と高度なタイムマネジメントスキルも必要になります。
ポストコロナ時代という前例の通用しない環境においては、アジャイル的に速いスピードで戦略を立て、実行していくことが求められるため、このRTOCSで習得できる能力が非常に重要になります。
MBAを取得するとどのように仕事へ生かすことができるのか、BBT大学院の修了生の声からご紹介します(肩書きや情報は取材当時のものです)。
●MBAの学びは私を全く別の人間に変えた
佐藤 祐樹さん(三丸化学株式会社 取締役事業部長)
2015年3月修了/経営管理専攻
BBT大学院でMBAを学ぶことで、物事の背景や構造を的確に捉え、分析し、そしてアウトプットを出すという一連のプロセスにおいて、思考力が飛躍的に増したと感じています。
逆にこの2年間で学んだことを知らずにこれまで仕事をしてきたのか、と恐怖さえ覚えました。組織論を学びたいという気持ちがきっかけで入学をしましたが、アカウンティングやファイナンスなどお金のことやエシックスなどの企業倫理など経営全般に重要な知識を体系的に学べたことはかけがえのない体験です。
今後は、自社の業績向上に貢献する一方で、学んだことを生かして中小企業の事業再生に関りたいという気持ちがあります。また次世代の起業家育成にも関心が出てきたので、起業家支援や教育にも挑戦をはじめているところです。
●学んだ最新の理論を実務で活用
岸原 直人さん(パナソニック株式会社 デジタルマーケティング推進室 主幹)
2015年3月卒/グローバリゼーション専攻
卒業してからの2年間は、帰国して本社の経営企画部で海外戦略企画業務を担当しました。その際にBBT大学院で学んだことを背景に提案したきっかけで、今回のデジタルマーケティングの新組織に関わることになり、現在デジタルマーケティングを活用した新規事業の立ち上げを図っています。
特にデジタルマーケティングの分野では2013年の時点でMA(マーケティングオートメーション)やSFA(セールスフォースオートメーション)などの概念を学んだことが、2017年の今、実務に直接役に立っています。
オンラインで、いつでも、どこでも、誰とでも勉強ができるBBT大学院のシステムは、多忙な現代のビジネスパーソンには最適な学習モデルだと思います。私のように米国で仕事をしながらでも、日本をはじめ世界中にいるクラスメートと一緒に学べたことは大きな経験でした。
大学院での2年間は当初期待していたMBAというビジネスの共通語を学ぶことができたのはもちろん、「強力な人的ネットワークができた」「学ぶことが習慣化した」ということも大きなメリットでした。
●頑張り次第で自分の可能性を最大化できる
筒井 麻江さん(SELエナジー株式会社 事業推進部 部長)
2015年3月/グローバリゼーション専攻
BBT大学院はアカデミックな学習よりも業務で実践できる学びが多いので、とにかく学んだ内容を仕事にどんどんかかしたいと考えている方におすすめできます。ディスカッションのテーマは「この理論についてどう考えるか?」というよりも「この理論を今の環境で生かすとしたらどうすべきか?」という議論が中心です。
その過程で自社の問題点に気付き、解決策をクラスメートと議論することも少なくありません。なお会計士や研究者、経営者など、バックグラウンドや視点が様々なクラスメートがたくさんいるため、ダイバーシティに富んだ環境のもと、良い刺激を受けながら学べました。
費用対効果については自分で作るものという認識が重要です。MBAが取得できたからといって明確なリターンが約束されるわけではありません。ただし思考力や実践力など自分自身の価値は受講前と比べてはるかに高まります。よってMBAという経験を生かすも殺すも本当に自分次第なのです。人生100年時代といわれる世の中において、自分の可能性を最大化するためにMBAに飛び込む価値は充分にあると思いますよ。
●仕事仲間や取引先からの信頼感が一気に向上することを実感
加藤 謙次郎さん(株式会社R.E WORKS 代表取締役社長)
2016年3月修了/経営管理専攻
BBT大学院で学んだ結果、前提条件にとらわれることなく、ゼロベース思考で本質的な問題点を特定し、解決策を提示し実行することを心がけるようになりました。
日常でMBAホルダーであることは特に強調はしていませんが、仕事仲間や取引先の方からは、会議や日頃の発言などを評価していただいた上で、MBAホルダーであることを打ち明けると、信頼感が一気に向上することを実感しました。
学び、考え、そして行動すること。これまでのようにこのスタイルを大切にし続けていきたいです。皆さんも、皆さん自身の世界を変える学びに是非チャレンジしてみてください。
MBA大学院で学ぶことによって、ポストコロナのVUCA時代に即したビジネススキルが身につきます。具体的には、課題を解決するスキルやアントレプレナーシップ、リーダーシップなどです。また、MBA取得によって昇給や転職・独立につながる可能性もあり、なかには1,000万円以上も収入が上がった方もいます。
BBT大学院では、変化する世界と時代を生き抜くスキルを学生に身につけさせる方法を常に模索し、教育に反映させています。
BBT大学院のオンデマンド型の講義配信に対し、修了生の97%が「満足/やや満足」と回答しました。また、ビジネスの経験・実績が豊富な講師によるオリジナルカリキュラムやBBTオリジナルのケーススタディ”RTOCS”は修了生から高い満足度を得ています。
BBT大学院に興味を持たれた方は、ぜひ資料請求をしてください。どこからでも参加できるオンライン説明会のお申し込みもお気軽にどうぞ。