オンライン学習の裏側には、教員をはじめ教務スタッフやティーチング・アシスタントが存在しています。受講生一人ひとりの入学当初の想いに寄り添い、学習面とモチベーション面でしっかりサポートし、修了まで伴走を続けます。
優れたビジネスリーダーには、経営理論や概念を理解し、様々な手法を使いこなして、困難な状況下においても難しい課題を解決することによって結果を出すことが求められます。また、人間力(EQ)や企業倫理についても高いハードルが課せられています。
BBT大学院では、これ等の必要な知識やスキルを繰り返し実践して身に付けることに焦点を当てたカリキュラムを組んでいます。知識としてのMBAではなく、学んだことを使いこなせる力を養成する「使える」MBAが、BBTです。
最終年次の卒業研究では、新規事業計画または課題解決型の提言策定に取り組みます。必修科目や選択科目で学んだことを駆使し、事業計画や提言をまとめ上げる過程において、リーダーとして学び足りない部分も補強し、卒業時には「ハード」と「ソフト」両方のスキル・思考・行動様式をバランス良く備えたビジネスリーダーになることを目標とします。
なお、卒業研究の指導においては、終了まで並走してくれる担当教授に加えて、テーマ設定時のアドバイスと途中段階での「セカンドオピニオン」を提供する教授陣を別に配置しています。最終審査時のプレゼンにおいても、複数教授で構成される審査会全員に対して行う形式をとっており、指導・評価の客観性と多様性を重視した進め方を大切にしています。
MBAを取得して卒業するためには、努力とコミットメントが求められます。しかし、それを乗り越えて得られるものは、先の見通せないこの時代に大いに頼りになる力になるはずです。是非とも全力投球で取り組んでください。
私は2005年のビジネス・ブレークスルー大学大学院開学時に入学し、2007年に修了した修了生です。修了後、自身のビジネスをしながら、ティーチング・アシスタント、教員として学校に協力してきました。
BBT大学院で私が得た最大の財産は、ビジネスにおいて怖いものがなくなったことです。
「経営の道場」であるBBT大学院では、失敗を恐れなくても大丈夫です。本番で成功すればよし、カンニングOK、です。
すべては、現場で結果を残すため。2年間で徹底的に訓練をしました。優しくも大変厳しい教員の皆さんに囲まれ、「これだけ追い込んで、考えて、行動しているんだから、ダメだったら仕方がない」という境地に立てるようになったのです。
変化の激しい時代には「こうすればうまくいく」という答えがありません。
それを自分の頭で考え抜くために、ものの考え方、発想の仕方、そして広範な知識、経験が大切になってきます。
BBT大学院では、
ものの考え方=問題解決力(PSA=Problem Solving Approach)
発想の仕方=構想力
と呼んでおり、これを徹底的に鍛えます。
そのベースとなる広範な知識、経験は学校でも提供しますが、クラスメートとのディスカッション、そして、皆さんの周りの仲間とのディスカッションにより幅が出てきます。コミュニケーション能力も極めて重要です。そして、時間がない中で多様なメンバーを相手を説得するには、クリアな言語化能力が必要です。私達のクラスルームである “AirCampus(通称:AC)”で毎日鍛えていくことができる能力の1つです。
入学しておよそ20年間経ちましたが、ものの考え方、発想の仕方は時代が変わっても変化せず、今でも仕事をする上でベースとなるとても大切なスキルになっています。
私はBBT大学院に入学して本当に良かったと思っています。「この感覚を、経験を、多くの人と共有していく。」これが私の重要な使命だと思っています。
BBT大学院は、オンラインのMBAプログラムです。オンラインはどこでも学べる反面、受け身になってしまわないかと思われるかもしれませんが、実はBBTはその真逆であり、インプットを効率よく行うためのオンラインです。実際に多くの学生は講義映像を1倍速以上で視聴しています。
一方、BBTが重視するのはインプットされた知識やスキルを使い確実にアウトプットできるようになることであり、科目の講義にあたっては学生にAirCampusへ文章でフィードバックすることを求めます。英語学習において、いくら良質の講義を受けても会話練習をしなければ上達しないように、BBTはビジネスで結果を残すことが出来るようになるためには「練習」「稽古」が必要だと考えています。文章でアウトプットすることにより、授業内での口頭での発言と違い、発言のロジックが見えてしまいます。それが発言者である学生自身にも赤裸々に可視化されることにより、思考やアウトプット方法の改善が進み、学生のアウトプットのスキルは目に見えて向上していきます。
このような講義以外にも、毎週旬なリアルケースへの回答を要求するRTOCS(Real Time Online Case Study)、教員とともにじっくり事業計画を作成する卒業研究など、多くの特徴ある実務的なアウトプット指向のプログラムを実施しています。
BBTの教員の多くは自身でビジネスを行う実務家であり、それらの教員は講義において経営理論を教授するだけではなく実際にビジネスを行う上での要点を多く語っています。BBTは教員の講義映像とともに成功した経営者自らビジネスを語る講義映像を多く保有しています。BBTは、科学としての経営だけではなく、アートとしての実務家の経験を圧縮した形で学生に提供しようと努めてます。
実務家や卒業生、在校生とのリアルなネットワーキング機会を増やすことにも努力しており、成功した起業家の方々とのディスカッション機会の提供を増やしてます。最近はオンラインプログラムの特徴である海外からの受講生が増加傾向にあり、海外でビジネスを行う際に、多くの国や地域でBBTの卒業生にコンタクトすることが可能になっています。
教授内容のアップデートにも積極的に取り組んでいます。戦略、会計、マーケティングなどの伝統的なMBA科目に加えて、デジタル系科目を多く追加し、今後はデジタル・トランスフォーメーション(DX)関連の科目を充実させていく予定です。
「大変そうだ」と思われるかもしれません。実際に大変ではありますが、その見返りとして、伝統的なインプット型の学校で学びパーティー型のネットワーキングを行うことと比べて、大幅で確実な成長があります。多くの意欲ある学生と、オンラインやリアルの場でお目にかかることを楽しみにしています。
今、日本でもっとも必要とされているのは「起業家精神」です。世界史で初めて、大規模な人口減少と市場縮退が起きているのが、いまの日本です。
このような中、今の豊かさを維持し、子供たちに未来を繋ぎ、日本の新しい成長を実現していくために必要なものは「起業家精神」だと確信しています。
自主性と主体性を持ち、自ら考え、行動を起こし、新事業の構想・実現を通じ、新たな価値観や世界観を創り上げることができる―。これこそが起業家です。そこで、BBT大学院では「リスクを許容しえる強い意思」、「高い倫理観と志」、「事業としての収益性を見極めるセンス」、そして「人を巻き込む人間力」をバランスよく養えるカリキュラムを設けています。
なによりも、最大のポイントは「夢と情熱」です。アントレプレナーとしての素養が涵養できる場を出来る限りご用意いたしました。皆さんがチャンレンジしてくださることを、大いに期待しております。