古波鮫大己(こはざめ たいき)さん(41歳)
2005年トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)入社後、2015年に新規事業開発室へ異動し、社内事業のカーブアウト、アクセラレーター・プログラムの立ち上げ、ベンチャー投資などに従事。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理専攻修了後、2020年4月より合同会社DMM.comで活躍されています。

BBT大学院での学びは、古波鮫さんの人生にどのような影響を与えたのか?
ありのままを語ったインタビューをご覧ください!

※記事で読みたい方は抜粋版をお読みいただけます。

BBT大学院入学時の年齢を教えてください。

入学時の年齢は32歳です。

BBT大学院に入学したきっかけを教えてください。

もともと研究所にいましたが、そこではビジネスのことが分からないので、どんなに良い研究をしても、最終的な商品にまで結びつかないという課題・問題意識がありました。

そこでビジネスを学ぶことでより世の中に出るような商品が作れるのではないかという期待もあって、入学しました。

在学時に、最も苦労したことは何ですか?

最も苦労したことは、最初から最後までタイムマネジメントにはものすごく苦労しました。BBTに入られる方は皆様忙しいと思うのですが、朝ファミレスに7時に行って週末10時間勉強するみたいなことを3年間続けました。

印象に残っている科目はありますか?

印象に残っている科目でいうと『ビジネスエシックス(※現在は「企業のガバナンスと倫理」として開講)』です。

やはり経営者として正しい選択をすることが、社会だったり社員にとっていい結果を招くわけではない。逆に社会にとって正しい答えを出そうとすると、社長である自分が路頭に迷うかもしれないという、どちらも正解でも不正解でもない選択肢に迫られるというケースをやったときに、何て経営者はつらいのだろう、どこにいってもつらい決断をせざるを得ない経営者の難しさを、すごく実感しました。

家族への理解というのは、どうやって得ましたか?

家族の理解というのは結構難しい部分では、皆様あると思うんですけど、日曜日の午後だけは子供を遊びへ連れて行くとか、買い物へ行くとかっていうことで、なんとかバランスをとっているのかなというイメージですね。

修了が確定したときの心境というはどのようなものだったか覚えていますか?

修了した瞬間、卒業式のことは今でも覚えているんですけども、初めて「卒業おめでとう!」といわれたときに嬉しかった。

小中高で卒業おめでとうっていわれても当たり前のことすぎて、『ふーん』という感じだったんですけど、やっぱそれだけ苦戦したというか、苦労した3年間だったので、おめでとうといわれたときに素直に嬉しいというか、そういう気持ちがあったというのはよく覚えています。

入学時と修学時で、職場環境には何か変化はありましたか?

入学時は研究所にいて、技術者の立場でしたが、卒業すると同時に社内の新規事業開発部門に移動することができました。そこからきっかけでM&Aをしたり、スタートアップの出資をすることができたので、キャリアチェンジのきっかけとしてBBTは良かったんじゃないかなという風に考えています。

入学時と修学時で、職場環境には何か変化はありましたか?

BBTに入ったからこそでいうと、やはり問題解決能力かなという風に思います。特に前職の話になってしまいますが、事業再生というまるっとしたお題の中で、社員にインタビューを重ねながら、ファクト・過去のデータをいろいろと読み解き、この会社のこの事業の本質的問題は何?というところを掘り下げることができた、それはやはりBBTに入ったからだと思いますね。

実際にその本質的問題というのは、結構な精度で辿り着けていました。そこに必要な本質的な打ち手を打つことができたので、再生化がうまくいったというところなのじゃないかなとは思います。

最後になりますが、BBT大学院に入学検討されている方へのアドバイス、ありますか?

やはりせっかくBBTに入学したので、一つは最後までやり切っていただくのはすごく大事かなと思います。私も何度も諦めそうになりましたけども、今思うと諦めずにやり続けて良かったなと思います。やはり卒業するときの喜びって他では味わえないものがあるので、諦めないでちょっと続けていただければいいかなと思います。

時間のやりくりだったりというのは、全員が大変だと思います。その前提があってうまくできることってあるよね、というところを探し続けて、ご自身の生産性を高め続けていただけると、なんとかやってやれないこともない!これだけ1000人以上の卒業生が出ているということは、何かしらご自身に合うやり方があるはずなので、それをちょっと見つけていただきながら、最後まで諦めずに頑張っていただきたいなと思います。

プロフィール

古波鮫 大己(Taiki Kohazame)
東京農工大学大学院 応用化学専攻卒、ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理専攻修了。
2005年、トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)入社後、R&D部門にて新素材開発やR&D戦略立案に携わる。2015年、新規事業開発室に異動し、社内事業のカーブアウト、アクセラレーター・プログラムの立ち上げ、ベンチャー投資などに従事。
2017年からはLIXILが運営する有料老人ホーム事業の事業再生を主導。COO的立場として、業績を大きく改善させるとともに、会議変革を中心とした組織全体の問題解決力アップを実現。
2020年4月より、合同会社DMM.comへ。

古波鮫大己(こはざめ たいき)さん(41歳)
2005年トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)入社後、2015年に新規事業開発室へ異動し、社内事業のカーブアウト、アクセラレーター・プログラムの立ち上げ、ベンチャー投資などに従事。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理専攻修了後、2020年4月より合同会社DMM.comで活躍されています。

BBT大学院での学びは、古波鮫さんの人生にどのような影響を与えたのか?
ありのままを語ったインタビューをご覧ください!

※記事で読みたい方は抜粋版をお読みいただけます。

BBT大学院入学時の年齢を教えてください。

入学時の年齢は32歳です。

BBT大学院に入学したきっかけを教えてください。

もともと研究所にいましたが、そこではビジネスのことが分からないので、どんなに良い研究をしても、最終的な商品にまで結びつかないという課題・問題意識がありました。

そこでビジネスを学ぶことでより世の中に出るような商品が作れるのではないかという期待もあって、入学しました。

在学時に、最も苦労したことは何ですか?

最も苦労したことは、最初から最後までタイムマネジメントにはものすごく苦労しました。BBTに入られる方は皆様忙しいと思うのですが、朝ファミレスに7時に行って週末10時間勉強するみたいなことを3年間続けました。

印象に残っている科目はありますか?

印象に残っている科目でいうと『ビジネスエシックス(※現在は「企業のガバナンスと倫理」として開講)』です。

やはり経営者として正しい選択をすることが、社会だったり社員にとっていい結果を招くわけではない。逆に社会にとって正しい答えを出そうとすると、社長である自分が路頭に迷うかもしれないという、どちらも正解でも不正解でもない選択肢に迫られるというケースをやったときに、何て経営者はつらいのだろう、どこにいってもつらい決断をせざるを得ない経営者の難しさを、すごく実感しました。

家族への理解というのは、どうやって得ましたか?

家族の理解というのは結構難しい部分では、皆様あると思うんですけど、日曜日の午後だけは子供を遊びへ連れて行くとか、買い物へ行くとかっていうことで、なんとかバランスをとっているのかなというイメージですね。

修了が確定したときの心境というはどのようなものだったか覚えていますか?

修了した瞬間、卒業式のことは今でも覚えているんですけども、初めて「卒業おめでとう!」といわれたときに嬉しかった。

小中高で卒業おめでとうっていわれても当たり前のことすぎて、『ふーん』という感じだったんですけど、やっぱそれだけ苦戦したというか、苦労した3年間だったので、おめでとうといわれたときに素直に嬉しいというか、そういう気持ちがあったというのはよく覚えています。

入学時と修学時で、職場環境には何か変化はありましたか?

入学時は研究所にいて、技術者の立場でしたが、卒業すると同時に社内の新規事業開発部門に移動することができました。そこからきっかけでM&Aをしたり、スタートアップの出資をすることができたので、キャリアチェンジのきっかけとしてBBTは良かったんじゃないかなという風に考えています。

入学時と修学時で、職場環境には何か変化はありましたか?

BBTに入ったからこそでいうと、やはり問題解決能力かなという風に思います。特に前職の話になってしまいますが、事業再生というまるっとしたお題の中で、社員にインタビューを重ねながら、ファクト・過去のデータをいろいろと読み解き、この会社のこの事業の本質的問題は何?というところを掘り下げることができた、それはやはりBBTに入ったからだと思いますね。

実際にその本質的問題というのは、結構な精度で辿り着けていました。そこに必要な本質的な打ち手を打つことができたので、再生化がうまくいったというところなのじゃないかなとは思います。

最後になりますが、BBT大学院に入学検討されている方へのアドバイス、ありますか?

やはりせっかくBBTに入学したので、一つは最後までやり切っていただくのはすごく大事かなと思います。私も何度も諦めそうになりましたけども、今思うと諦めずにやり続けて良かったなと思います。やはり卒業するときの喜びって他では味わえないものがあるので、諦めないでちょっと続けていただければいいかなと思います。

時間のやりくりだったりというのは、全員が大変だと思います。その前提があってうまくできることってあるよね、というところを探し続けて、ご自身の生産性を高め続けていただけると、なんとかやってやれないこともない!これだけ1000人以上の卒業生が出ているということは、何かしらご自身に合うやり方があるはずなので、それをちょっと見つけていただきながら、最後まで諦めずに頑張っていただきたいなと思います。

プロフィール

古波鮫 大己(Taiki Kohazame)
東京農工大学大学院 応用化学専攻卒、ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理専攻修了。
2005年、トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)入社後、R&D部門にて新素材開発やR&D戦略立案に携わる。2015年、新規事業開発室に異動し、社内事業のカーブアウト、アクセラレーター・プログラムの立ち上げ、ベンチャー投資などに従事。
2017年からはLIXILが運営する有料老人ホーム事業の事業再生を主導。COO的立場として、業績を大きく改善させるとともに、会議変革を中心とした組織全体の問題解決力アップを実現。
2020年4月より、合同会社DMM.comへ。