MBA(Master of Business Administration)は、経営学修士号を意味します。日本では1970年代に初めて創設され、2000年代以降に広く浸透しました。「MBAについて詳しく知らないが、名前は聞いたことがある」という人も多いでしょう。
近年急速に知名度を上げつつあるMBAですが、その一方で、「MBAの取得は意味がない」と言われることもあります。そこで今回の記事では、MBAに意味がないと言われている理由や、実際のメリットを解説します。
MBAの取得が向いている人やスクールの選び方など、有用な情報も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもMBAとは一体何を意味するのでしょうか。MBAの概要や取得にかかる費用、大学院のカリキュラムなど、把握しておくべき項目は多くあります。ここでは、MBAを理解するための3つの基礎知識を解説します。
MBAは「Master of Business Administration」を略したものであり、経営学修士号を指します。経営に関する幅広い知識やスキルの証明になり、近年人気が高まっている分野です。
MBAを取得するためには、専門のカリキュラムを持つ大学院(ビジネススクール)に通う必要があります。経営戦略やマーケティング、ファイナンスなど多くの分野を学び、最終的にMBA(修士号)を取得する流れです。
日本国内では、1978年にMBAの大学院が初めて創設され、2000年代以降には広く浸透するようになりました。現代では多くのMBA大学院が創設されており、国内の大学院はもちろん、海外のビジネススクールでもMBAを取得できます。
MBAを取得するためには、専門カリキュラムの大学院(ビジネススクール)に通います。MBA大学院は、入学金や授業料など多くの費用がかかります。国内MBAをフルタイムで取得する場合、入学金だけでも30万〜100万円程度必要です。
多くのビジネススクールは、授業料も年額で請求され、目安としては50万〜200万ほどかかります。そのため社会人でMBAの取得を検討している人は、MBAの取得費用と無収入(収入減)になる期間を考慮し、ある程度まとまったお金を用意する必要があるでしょう。
一般的に、国立大学の方が私立大学よりも授業料を安く抑えられます。国立大学の授業料は、年額50万円程度が相場です。一方私立大学は、年額150万〜200万円程度かかります。
大学のカリキュラムに差があるように、MBAも大学院によって学習内容が異なります。しかしMBAの取得のために必要な科目は共通しています。どの大学院でも扱っている基礎的な科目は、以下の通りです。
●経営戦略
●財務会計・ファイナンス
●マーケティング
●思考、コミュニケーション
主に、経営資源の3要素である「ヒト・モノ・カネ」について学び、経営に関する幅広く深い知識を養います。知識のインプットとともに、論理的思考や課題発見・課題解決能力など、ビジネスで役立つ実践的な能力を身につけます。
大学院によっては、上記の科目の他にもマクロ経済やイノベーション、グローバル分野を扱うこともあるようです。
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MBAは経営に大きく役立つ反面、「意味がない」と言われることもあります。
MBAは、弁護士・税理士のような独占業務がなく、具体的なメリットも不明確です。また大学院に通う必要があるため、取得費用や労力も大きいでしょう。従来の経営学や会計学を学ぶイメージも強く、「現代のビジネスパーソンに必要な柔軟な思考力が養われないのでは?」という批判もあります。
ここでは、MBAが「意味がない」と言われる理由について、5つのトピックに分けて解説します。
MBAが批判される理由の1つは、「独占業務がないこと」です。独占業務とは、特定の国家資格を持っていなければ、携わるのが許されない業務です。弁護士や税理士のような士業が典型的な例でしょう。
例えば弁護士は、法律に関する幅広い知識を持ち、さまざまな業務を行います。弁護士が法律に関する業務を行えるのは、弁護士資格を持っているからです。そのため、資格を持っていない人は、弁護士と同じような業務ができません。
MBAは経営学修士であり、弁護士のような資格ではないため、独占業務はありません。例えば会社経営は、幅広い経営の知識が必要になるものの、MBAの有無は関係ありません。そのため、「独占業務がある資格と比べて意味が薄いのでは?」と思われがちです。
独占業務の項目とも関連しますが、具体的なメリットがイメージしにくい問題もあります。確かに大学院やビジネススクールで学ぶことは多く、知識や仲間も増えるため、充実したインプットの期間を過ごせるでしょう。
しかしMBAを取得しても、具体的な収入アップや、役職アップが保証されているわけではありません。もちろん企業によっては優遇されるケースもありますが、弁護士や税理士のように、「取得すればすぐに効果を発揮するものではない」と言えます。
大学院やビジネススクールのカリキュラムは、とても高度な内容であり、ビジネスで役立つ実践的なものばかりです。しかしMBAはあくまで修士号であり、独占業務を持った資格ではないため、具体的なメリットが分かりにくいと言われています。
MBAの取得費用が高いのも、「意味がない」と批判される原因の1つです。国内でMBAをフルタイムで取得する場合、入学金だけでも30万〜100万円、授業料は年額で50万〜200万円ほどかかります。
もちろんフルタイムではなく、パートタイムやオンラインでの取得も可能ですが、それでも上記の7割から8割程度かかります。社会人でお金を貯めていたとしても、入学金や授業料がのしかかり、大きな負担になるでしょう。
社会人が大学院やビジネススクールに通う場合、仕事を休んだり制限したりすることになります。場合によっては、仕事を辞めてMBAを取得する人もいるかもしれません。ともかく、仕事を制限した分、収入が減ってしまうという問題もあり、「そこまでの負担に見合うだけの意味があるのか?」と疑問視される原因になっています。
費用の問題も含めて、MBAを取得するにはかなりの労力がかかります。MBAは大学院で取得する経営修士号なので、予習復習や日常のレポートはもちろん、ディスカッション・発表など過密なスケジュールを送ります。
仕事と並行して大学院に通う場合、普段の業務をこなしながら、勉強の時間を確保しなければなりません。働きながら資格などの勉強をするのとは比べ物にならないほど、MBAの学習内容は幅広く、本人にかかる負担も大きいです。
労力をかけてMBAを取得しても、独占業務はなく、具体的な収入アップ・役職アップが保証されているわけでもありません。「これだけ労力をかけたとしても、得られるメリットが不明確なら意味がない」と考える人も多いようです。
MBAを取得することで、思考が固定化してしまうのではないかという声もあります。つまり、「大学院で学ぶ内容が、現代社会で本当に活かされるのか?」という問題です。
現代は、移り変わりが激しく、不確実性の高い時代と言われています。ビジネスパーソンに求められるのは、柔軟な思考の転換であり、時代の本質をとらえる力です。ITやデータサイエンスのような分野が注目されるのも、「移り変わりが激しい時代の到来」を象徴しています。
MBA大学院では、基本カリキュラムも含めて、確かに高度な内容を扱います。しかし学習内容としては、従来から存在する経営学や会計学というイメージがあり、「現代において意味があるのか?」と考える人も多いようです。
ここまで、世間でMBAが「意味がない」と思われる主な理由を解説しました。しかし実際は、今だからこそMBAが必要とされています。ここでは、現代にMBAが必要とされる背景を解説します。
まずは多様性・持続可能性の意識の高まりです。近年は特に「多様性」というキーワードが注目されています。国籍、境遇、価値観・文化、スキルなど、多様なバックグラウンドを持った人材と協力し、業務を進める重要性が強調されています。多様性の社会では、さまざまな人材と適切なコミュニケーションを取る能力が求められているのです。
それから「SDGs」のような、持続可能な経済活動も注目されており、サステナビリティレポートを公開する大企業も増えています。変化する時代に合わせて組織を再構成するマネジメントスキルや、コンプライアンス・社会性を経営に取り入れる経営者視点も必要不可欠です。
MBA大学院では体系的なマネジメント論を学べるため、変化する時代・組織のなかでも即戦力として活躍できます。
現代はビジネスの国境の垣根が低くなり、グローバルなビジネス展開は当たり前になっています。海外にビジネスを展開する場合、予算管理や法務・コンプライアンス管理、サプライチェーンマネジメントや人材マネジメントなど幅広い経営スキルが重要です。
かつてのように国内市場をメインにするのであれば、リスクも見通しやすく、経験を活かしたビジネスができます。しかしグローバルビジネスになれば、今までのようにはいきません。単に業務で培われる能力だけでなく、より体系的かつ学問的な知識が必要になるでしょう。
大学院は、まさに研究や発表を通して、実践的知識を養う場所です。MBAは、ビジネスがより複雑化する現代でこそ、大きな価値を発揮するでしょう。
終身雇用や年功序列のような雇用制度の変化も、MBAが必要とされる背景です。終身雇用制度は大きな過渡期を迎えており、終身雇用を公言している企業もある一方、早期退職を促す企業も増えつつあります。そのため、人材の流動性が高まっています。
こうした時に企業が抱える問題は、「いかに優秀な人材を確保し、即戦力として活用するか」ということです。終身雇用や年功序列であれば、時間をかけて社員を育てればよいですが、現代ではそうはいきません。
雇用制度の変化を見て、被雇用者側も、それに合わせたキャリアパスを考えるようになっています。転職や独立・起業など多様なキャリアパスがあるなかで、その選択に役立つのがMBAです。
MBAには「意味がない」という批判もありますが、現代だからこそMBAが必要とされています。ここでは、MBAを取得する5つのメリットを紹介します。具体的なメリットを通して、MBAをさらに深く理解しましょう。
MBAを取得する代表的なメリットは、時代の変化への対応力が上がることです。経営者としてはもちろん、プレイヤーとしての能力も上昇し、重宝される人材になります。
多様性や持続可能性の意識が高まった現代において、時代の変化への対応力はとても重要です。MBA大学院に通うことで、時代に合ったマネジメントスキルを学べるため、変化する時代に対応する能力を身につけられます。
大学院では、幅広い内容の学習をこなすとともに、未知の問題を解決する実践的な力が養われます。そのため、多面的な解決策を考える力を習得可能です。何か上手くいかない物事があった場合、ただひたすらに悩むのではなく、多様な視点で解決に取り組めるでしょう。
汎用的な経営スキルが身につくのも大きなメリットでしょう。大学院では、経営戦略やマーケティングのような、経営力に関わるスキルを習得できます。「MBAで学べる内容」の項目でも解説したように、経営に重要な「ヒト・モノ・カネ」の3要素を学べるので、リーダーとして高いスキルが身につけられます。
もちろん経営者としての能力は、現場の経験も重要なので、MBAを取得すればすぐに経営者として活躍できるわけではありません。しかしそれに必要な素養を身につけられるため、活躍するための前準備としては最適でしょう。
先ほども解説したように、現代はビジネスのグローバル化が起こっており、幅広い経営スキルが求められています。MBAを取得することで、そうした時代でも活躍できる人材になるでしょう。
人間性や決断力を磨けるのも、MBA取得の見逃せないメリットです。経営力は、経営に関する知識だけではありません。さまざまな人材とコミュニケーションを行う人間力も求められます。MBA大学院は、そうした人間力・決断力を身につけられる場でもあります。
大学院によって差はありますが、思考・コミュニケーションの科目は、多くの大学院のカリキュラムにも含まれる基本科目です。戦略的なマインドを学べるため、優秀なリーダーやプレイヤーに必要とされる、物事の本質を見抜く力が培われます。
また時代の変化を予測する先見性や、物事をマクロな視点で見る力、ぶれることのない判断軸も重要です。MBA大学院での学習や研究を通して、ビジネスマンとしての総合力を大きく高められます。
大学院の学習を通して人脈が広がるメリットもあります。大学院にはMBA取得を考えている人たちが集まり、互いに切磋琢磨するため、質の高い人脈・ネットワークが得られます。
先ほども解説したように、MBA取得には多大な労力と費用がかかります。そのため、大学院には、強い目的意識や学習意欲を持った人たちが揃います。さまざまな業界や職種のプロフェッショナルも多くやってくるため、大きな刺激になるでしょう。
MBA取得の過程で作られたネットワークは、人生のなかでも非常に重要な財産になります。自分が起業した時に人を紹介してくれたり、仕事を請け負ってくれたりと、「単なる学習仲間」を超えた関係性になることも多いでしょう。
MBA取得によって、キャリアの可能性も広がります。ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科 経営管理専攻(以下、BBT大学院)のMBAプログラムの修了生に行ったキャリア調査では、修了生の約80%にキャリア面でのポジティブな変化が認められました。そのなかでも多かった変化が「年収の増加」で、約11%が年収1,000万円以上の増加を達成しています。
また「業績・実績の向上」や「昇進・昇格」の回答も多く、キャリア面での変化を実感する修了生が多いようです。なかには独立・起業した人もおり、キャリアの多様性が認められます。
この調査からも分かるように、MBAの取得によって年収が上がったり、今までとは異なるキャリアを歩んだりするケースが多いです。雇用制度が変化する今だからこそ、MBA取得のメリットが大きいでしょう。
関連記事:社会人がMBAを取得するメリットと方法・必要な期間の目安
ここまでMBA取得のメリットを解説しました。MBAは幅広い人にとって役立つものですが、なかでも特にその恩恵を受けやすい人がいます。ここでは、MBA取得に向いている人や、その人にとってMBAが有用な理由などを解説します。
経営者やマネジメント層の人は、MBAの取得が向いています。今は一般社員で、将来的に経営者や管理職を目指す人にもおすすめでしょう。MBA取得の過程で、汎用的な経営スキルが身につき、マネジメント業務に役立てられるからです。
企業によっては、MBAの取得がキャリアアップの近道になることもあり、マネジメント層を目指す人には効果的です。経営・マネジメント層にとって、MBAが実際に役立つ場面は多くあります。
大学院では組織論やリーダーシップ論などを学ぶので、チームメンバーの特性を見て、リーダーシップを選択する手法が学べます。例えばチームメンバーを思ったように動かせない場合、MBA大学院で学んだ手法を活かして問題を解決できます。
起業・独立志望の人にも、MBAの取得がおすすめです。経営・マネジメント層と同じく、最終的に「人を動かす」ポジションになるからです。
起業・独立志望の人にとって、MBAは起業・独立から日常の業務まで、幅広いシチュエーションで役立ちます。大学院で学ぶことで、経営に関する幅広い知識を吸収できるため、実際の会社経営に大きく役立てられます。
大学院ではさまざまな人と接するため、質の高いネットワークが形成できるのも大きいでしょう。実際に起業や独立をしてビジネスをする際に、MBA大学院時代の人脈が活きる場面は多いはずです。
最近ではアントレプレナー(挑戦的な思考を持った起業家)の育成に力を入れているスクールもあるため、入学する前に大学院の特色を調べておくとよいでしょう。
グローバルビジネスに携わる人は、より広範な経営の知識が求められるため、MBAが大きく役立つでしょう。今回の記事でも解説したように、ビジネスのグローバル化を背景に、MBAが必要とされる場面が増えています。
現代のビジネスはより複雑化しており、国内市場だけでなく、海外のマーケットにも精通している必要があります。大学院で一通りの学問を吸収し、実践的知識を身につけることで、グローバル社会を生き抜く力が養われるでしょう。
例えば海外企業を含む複数の企業間で、統合的な物流システムを作る場合、サプライチェーンマネジメントの知識が必要です。MBA大学院で吸収する知識は、グローバルビジネスの至るところで役に立つでしょう。
経営者だけでなく、いわゆるコーポレート部門に所属する経営専門職の人もMBA取得に向いています。高い専門性が求められる分野としては、以下のようなものがあります。
●財務
●税務
●法務・監査
●事業統括
●人事・総務
MBA大学院では汎用的な経営知識に加えて専門分野の科目も用意されているので、これらの業務に大きく役立つでしょう。また上記の他にも、コンサルティング企業や外資系企業に転職したいと考えている人も、MBAが役立ちます。
例えばMBA大学院では、俯瞰して物事を見る能力が重要視されます。これはコンサルティング業の業務にそのまま活かされるでしょう。また海外でMBAを取得した場合、外資系企業への転職がしやすくなる場合もあります。
MBA大学院やビジネススクールを考える場合、「国内の学校にすべきか?」「海外に留学するべきか?」など、いくつかのポイントがあります。ここでは大学院・ビジネススクール選定のポイントを、4つに分けて解説します。
MBA大学院は、大きく分けて国内と海外の2つがあります。国内の大学院で学ぶメリットは、外国語の障壁がないため、経営の勉強に集中できることです。また日本でビジネスを行う場合、日本人との人脈も重要になるため、多くの日本人で構成された国内の大学院がおすすめです。
一方、海外の大学院で学ぶメリットは、英語の勉強にもなるという点です。日本人が海外のカリキュラムで学ぶ場合、まず言語の壁があるため、英語ができるようにならなければなりません。そのため、ビジネスに必要な英語力が身につけられます。
またグローバルな人脈形成ができるのも、海外の大学院で学ぶ利点です。特にグローバルビジネスを考えている人や、外資系企業への転職を考えている人は、海外の大学院で学ぶメリットが大きいでしょう。
MBAの大学院に限らず、最近ではオンラインで済ませられるコンテンツも増えています。通常は対面形式ですが、実はオンラインで終了できるMBA大学院もあります。
BBT大学院は、オンラインで終了できるMBA大学院です。BBT大学院の特色は、反復学習ができるオンデマンド型講義映像で、自分のペースで知識を吸収できます。24時間繰り返し視聴できるため、自分の生活スタイルに合わせた学習が可能です。
通学式の授業は、通学に時間がかかってしまったり、予習・復習が十分にできなかったりとさまざまな問題があります。BBT大学院は、通学式の課題を克服し、「それぞれのペースに合わせて最適な学習ができる環境」を整えています。
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大学の知名度・ネームバリューも、MBA大学院を選ぶうえで重視したい要素です。MBA大学院には、以下のような国際認証があります。
上記は世界でも有数の認証機関です。これらの認証を取得している学校を卒業すると、国際的に通用する肩書が手に入ります。
特に外資系企業は、国際認証やブランドを重視する傾向があり、日本国内に比べてMBAの持つブランド力が大きく影響します。外資系企業への転職を考えている人は、このような認証を受けたスクールを卒業することで、転職に有利になるでしょう。
認証を受けているビジネススクールは、目的意識の高い学生や社会人の目に留まりやすく、高レベルな人材が集まりやすくなります。厳しい環境で自分を高めたい人にも向いているでしょう。
関連記事:日本国内のMBA大学院ランキング|選び方やおすすめのオンラインMBAも紹介
カリキュラムや具体的な講義内容も、ビジネススクール選定の大きなポイントです。MBA大学院で学ぶ基礎的な科目は、記事の序盤でも紹介しましたが、細かい講義内容はスクールによって異なります。
例えば講義の受講といったインプットを中心に設計されているMBA大学院もあれば、ディスカッションを交えたケーススタディを重視する学校もあります。特別ゲストとして講師を呼んだり、著名なビジネスマンや研究者が教員になっていたりする場合もあります。講義内容はもちろん、自分が求める授業方法を決めたうえで、リサーチを行いましょう。
カリキュラムの内容を確かめるためには、資料請求や説明会の参加など、いくつかの方法があります。BBT大学院は、オンライン説明会を行っていますので、ぜひご参加ください。
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MBAは、「意味がない」と批判されることもあります。しかしビジネスのグローバル化や、多様性の意識が広がっている今だからこそ、MBAは大きな価値を持っています。経営・マネジメント層や独立希望の人など、幅広い経営の知識を身につけたい人は、MBAの取得を検討してみましょう。
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