コーポレートガバナンスを「中長期的に企業価値を向上させる経営の仕組み」ととらえ、企業のグローバル
競争力を高めるためにコーポレートガバナンスをどのように機能させるのかについて学びます。
(注:本科目は2022年秋期まで開講していた「会社経営の実務」の後継科目です。)
受講可能年次 | 1〜2年次 |
必修/選択 |
選択 |
修得単位数 | 1 単位 |
受講条件 | |
受講期間(春) | 6月-8月 |
受講期間(秋) | |
使用言語 | 日本語 |
スクーリング | 有り ※スクーリングの参加は任意です。 |
単位修得条件 |
1.授業への参加 |
その他・備考・注意点 | *年1回開講。 |
以下の修得を本科目の学びの目的とゴールとする。
・コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方やキーワード、
企業の実態などについて正しい知識を持つことにより、
コーポレートガバナンスに関する事象の背景や課題を的確に読み解くことができるようになる。
・ 経営課題を事業・組織運営、ステークホルダー、グローバル・ローカルなどの
視点から多面的にとらえ、一段深く分析できるようになる。
・経営環境が大きく変化するなかでも中長期的に企業の競争力を強化する
コーポレートガバナンスの方向性を見定めることにより、
経営者に求められる様々な判断の基軸と思考力を強化し、それらを実践できるようになる。
1 | コーポレートガバナンスの本質 |
2 | 日本のコーポレートガバナンス – 「形式」をどう機能させるか |
3 | 取締役会の「あるべき姿」 - 優れた意思決定を一貫して行うために「監督」と「執行」のダイナミクスを活用する |
4 | 取締役の要件 – 社外取締役は経営陣が見えていない事業機会やリスクを提示する |
5 | 委員会の設計 - 経営の重要課題に独立専門チームを編成して取り組む |
6 | 委員会の運営(1): 指名委員会 - 世界で最もふさわしいCEOを選び、経営人材を開発する |
7 | 委員会の運営(2): 報酬委員会 – 社長・経営幹部を適切に動機づけ、ステークホルダーに説明責任を完遂する |
8 | 取締役会の能力強化と変革 - 社外を含む最高の「経営チーム」を作り、持続させる |
9 | 投資家との対話 - 自社のストーリーをアピールし、弱みを見つける鏡とする |
10 | 取締役会が取り組むべき経営課題(1) ESG |
11 | 取締役会が取り組むべき課題(2) 人的資本経営 |
12 | 取締役会運営の実際 ゲスト:門永宗之助教授 |
13 | コーポレートガバナンスの未来(まとめ) |
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