「会社がいつなくなっても生き抜けるスキル」を追い求めていた眞野さんは、結果BBT大学院に出会いました。漠然とした将来への不安をお持ちだった過去、不安が払拭され別人のような活躍をされている理由を伺いました。
眞野あずささん
2018年9月BBT大学院入学、2020年9月修了。入学時28歳、インタビュー時は30歳。外資系医療機器メーカーにて営業職
ーーMBAを学ぶことになった経緯を教えていただけますか?
新卒で入社した外資系企業の所属部門が、入社1年で売却となってしまい、キャリアにおいては波乱の幕開けだったんですよね。
この経験から、なんとか自分の力で生き抜ける力がほしいと思うようになりました。これがMBAに興味を持ったきっかけです。
その後転職をするために転職エージェントに話聞きに行った際、MBAの存在を知りました。とはいえこのタイミングでMBAをとるためにキャリアブランクを空けるという選択肢はなく、そのまま現職に転職をしました。
ーーキャリアを考える上で、強烈な原体験があったんですね…。本格的にMBAを学ぶことを検討しはじめたのは、その後キッカケがあったのでしょうか。
あるとき、取引先の忘年会に参加したときにBBT大学院出身者と出会ったんです。
当時のわたしは、先にお話した原体験もあり、将来の不安を払拭するために目の前の業務に打ち込んでいました。
ただ、忘年会で出会ったBBT大学院出身の彼からこう言われたんです。「本業を頑張ることは大事だけど、社外でも優秀な人と出会い、学び合うことも魅力的だよ」、と。
将来の不安を払拭するために働いていた当時のわたしはハッとさせられました。
ーー新しいマインド、視点に出会われたんですね。
不安な未来のために必死に頑張る自分にとって、本業と両立しながら大変なはずなのに、勉強も学んだことを仕事に活かすのも楽しくてしょうがない、とおっしゃられる彼に衝撃を受けました。
自分にはない視点でしたね。そんな経緯で、彼のようになりたいと思い、BBT大学院でMBAを学ぶことを検討しはじめました。
ーーMBAを学ぶにあたり、ゴール設定はどのようにされたのでしょうか。
MBAの学位を取得することを目的にしてはいけないと考えていました。MBAホルダーであるだけで、突然転職がうまくいくわけではないじゃないですか。
ですので、折角お金と時間を投じるのであれば、BBT大学院で学ぶことで自分自身や人生を大きく変えてやろうと考えました。入学前に修了生体験談インタビューを拝見していても、全ての方がなにも起業しているわけではありませんでした。
MBAを学んだからといって、起業する人も、所属企業が変わらない人もいる。
MBAの学位はあくまでオマケというか(笑)、修了後に自分の人生が大きく変わっていることを目的に、2年間でとことん勉強し尽くすくらいの勢いで学ぼうと思いました。
ーー実際に2年間学ばれて、ご自身に変化は感じられますか?
わたしもまだ起業しているわけでもないですが、社内での自身の立ち居振る舞い、考え方、アウトプットは大きく変わりました。この具体的な変化のイメージは入学前には想像していませんでした。
たとえば、社内でD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の取り組みがあり、アンバサダーの公募があり、手を挙げました。D&Iを組織に浸透させるというミッションの下に、自身でワークショップを企画し、資料作成し、全国の社員に対するワークショップで使っていただいたり。
社内の方からすると、「急に眞野はどうしたんだ!?」と言われています。
ほかにも、社内ビジネスコンテストに応募し、キャリアセンターの立ち上げも起案しています。
大学院在籍中から勉強を始め、国家資格キャリアコンサルタントの資格も取得しました。入学前は、キャリアに悩んだら、すぐ『転職かな…』という発想でした。
しかし、BBT大学院で学んでいくうちに、『自ら解決できる人材になれるよう資格を取得したり、自らソリューションを作ればいいのでは?』という発想になったことに私自身が一番驚いています。
大前学長も「リーダーとしての構想力、行動力」の重要性を説かれていますが、BBT大学院での経験がなければ、ここまで新しい企画を起案し、行動できている自分はいなかったと思います。
↑在学中にも修了生企画として能動的に企画されていました
ーーまさに今の眞野さんはリーダーとしての構想力、行動力を如何なく発揮されていますね!
まだまだですが…BBT大学院での2年間は、「この2年で自分の人生を変えるためにはどうすればいいんだろうか」とひたすら考える続ける期間でした。
だからこそ、以前は及び腰になっていたことも、物怖じせずに取り組めるようになっているのだと思います。
ーー在学中のどのような経験から、その力が身についたのでしょうか。
得意分野だけでなく、苦手な分野、縁遠い分野の科目もオールマイティーにチャレンジできたからではないでしょうか。
わたしはファイナンス領域に元々苦手意識があり、正直、履修したことを後悔するほど大変な勉強もありました。
例えば、「新規採算性評価」は卒業研究と期間が重なったこともあり、両立することがかなりタフな経験となる科目でした。
グループワークで学んでいく科目でもあったので、苦手であるかどうか関係なく、個々がやりきらなければいけない環境でした。
学んだことがない分野であっても、どれだけ大変でも学びきった経験は、自身を変化させる要因になったと思います。
他にも、「ビックデータ分析」は文系のわたしには縁遠い科目でしたが、今後の自分のキャリアの方向性を考えると必要と考え、履修しました。
学んでみると、プログラム言語を実際に扱うのは難しかったですが、担当教員の方から実際にプログラミングができるスキルだけでなく、「エンジニアとの共通言語を知ること、それにより自身のやりたいことを伝えるスキル」の重要性を教えて頂きました。苦手意識はありましたが、今後のキャリアに活かせればと思います。
ーー学ばれる中で、どのような困難があったのでしょうか。
先にお話した、「新規採算性評価」は大変でした。
イチから自分たちでニーズのある製品を考案し、市場価値・採算性を算出し、ビジネスとして成り立つのかを考えました。
1~2週間で毎回あたらしいテーマについて考え、アウトプットすることがとても大変でしたね。
しかも、グループで進めていく形式だったので、別分野の方々とディスカッションをして、合意形成を図る必要がありました。まるでひとつの会社、ひとつの事業部をみんなで運営しているかのような体験でした。
進行するなかで、意見が対立することもありました。わたしはおそらく最年少でしたが、各分野の経験値が高い方々とのディスカッションを通して、臆せず発言し続けることも社内ではなかなか味わえない貴重な経験でした。
そんな中で、メンバー全員が納得のいく方向性を決めて結論を出すことの難しさを知りました。
ーー未経験領域で、しかも年齢的・経験的にも上の方が多かったことも大変そうです。
たしかに大変でしたが、学ぶことの方が大きかったです。
所属企業の業務でも、目上の方が多いんですね。同年代とディスカッションをすることにも価値がありますが、業界や業種も異なり、経験の積み方が違う方はお持ちの観点が違うように思います。その意味で、様々な考え方、視点を学びました。
オンラインでのディスカッションだったので、対面だとすぐに反論が難しいことも、後で調べてファクトべースで反論をしたり、議論させてもらいました。これはBBT大学院のオンラインディスカッションの良い点だと思います。
それに、普段はなかなかお話ができないような多種多様なスキルや経験をお持ちの方がたくさんおられて、お話しているだけでモチベーションが高まることが多かったです。
特に本業でかなりお忙しくされているなかで、「たのしいよ!」と前向きにBBT大学院での勉強もこなされている方々ばかりでした。
こんな人達、いままで出会ったことがない…!と驚かされました。わたしも影響されて、在学中はもはやナチュラルハイ状態でした(笑)
ーー学び自体は相当大変そうですが、様子を伺うとたのしそうですね。
↑オンラインディスカッションを共にした仲間とオフラインでの飲み会
いつも彼らと実際に飲み会などで会えるのが、本当に楽しくて。ホームルームで一緒になったメンバーは、毎月学習状況を相談するためのSkypeミーティングをしたり、一緒に旅行に行くくらい仲が良くて、地方在住メンバーも上京して飲みに行ったりしていました。
わたしなんかは年齢的にみなさんより下だったのですが、「眞野さんの歳で、こんなに勉強をしたら、これからのキャリアが楽しみだね」とポジティブフィードバックいただけて、もっと頑張るぞ!とモチベーションが上がりました。
ーー振り返って、改めてどう感じられますか?
将来への不安がなくなってしまいました。
社内でも「最近すごいね、なにかやってるの?」と聞かれることも多くなりました。
一見モチベーション高く優秀な方も実は不安に駆られることもあるようです。きっと私だけでなく、同年代の方でも共通の悩みなのかもしれません。それでも、「具体的には行動に移せていない」ことが多いように感じます。
ーー昔の眞野さんと比べると、別人のようです(笑)
若い人たちはみんな不安だと思うんですね。先にもお話したキャリアセンター企画もその解決策です。
「こんなに自分のキャリアの話を聞いてもらえたことがなかった」とホッとしてくださる方も多いです。
わたし自身、MBAの学びを通じて、人生の歩き方というものが少しですが、わかってきた気がしています。明日会社がなくなったとしても、大丈夫なんじゃないかという自信が、漠然としてではありますが、がむしゃらに勉強した経験から得られたような。
ーー冒頭おっしゃられていた「会社がいつなくなっても生きていけるスキル」とは、「どこでも生きていけるマインド」だったのかもしれませんね。
そうですね。ただ目の前の仕事だけやっていてもこのマインドには至れませんでした。がむしゃらに勉強をし、大前学長の仰る「やりたいことは全部やれ!」という言葉通り、全部チャレンジもして、はじめて持てるマインドだと思います。
普通に会社員をやっていると、明日会社がなくなり、商材がなくなると売るものもなく、生計が立てられなくなるじゃないですか。
そんな危機的な状況でも、明日から自分ができることを少しずつでも作っておくことが大事だと、BBT大学での学びや、また今回のコロナ渦で卒業研究をするにあたって、痛感しました。
20代、明日から会社がなくなったら、一人で生きていけるか?を自分に問うたとき、いい意味で会社に依存しないというマインドになるためには、人間5人分くらい学び、チャレンジし、自身の本当にやりたいことや、人生をどうセルフコントロールしていくかを考えぬくことが大切だと思います。そのことがBBT大学院での学びで実感を持って理解できました。
ーー最後に、もし眞野さんが昔のご自身にBBT大学院をおすすめするなら、どうおっしゃられますか?
↑2018年秋期入学式の様子
MBAの費用は、20代にとって安くない費用です。他の20代が飲みに行き、遊んでいるなか勉強するというのは、結構な勇気がいる決断です。不安があるなら尚更です。
「この2年でなにが変わるんだろうか?」という不安もハードルになると思います。しかし、実体験者としては「実際に変わるんだな」と今思います。
なかでも、BBT大学院に入学しなければ、出会えなかった素晴らしい先生・学友の方々と出会えて、今後の人生に刺激を与えてくれ続ける関係性が築けることはとても費用対効果が高いです。
検討されている方にとっては、清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気のある選択かもしれませんが、その一歩の勇気から得られるものはとても大きいと思います。
ですので、とてもおすすめです!
ーー本日は素敵なお話ありがとうございました!
「会社がいつなくなっても生き抜けるスキル」を追い求めていた眞野さんは、結果BBT大学院に出会いました。漠然とした将来への不安をお持ちだった過去、不安が払拭され別人のような活躍をされている理由を伺いました。
眞野あずささん
2018年9月BBT大学院入学、2020年9月修了。入学時28歳、インタビュー時は30歳。外資系医療機器メーカーにて営業職
ーーMBAを学ぶことになった経緯を教えていただけますか?
新卒で入社した外資系企業の所属部門が、入社1年で売却となってしまい、キャリアにおいては波乱の幕開けだったんですよね。
この経験から、なんとか自分の力で生き抜ける力がほしいと思うようになりました。これがMBAに興味を持ったきっかけです。
その後転職をするために転職エージェントに話聞きに行った際、MBAの存在を知りました。とはいえこのタイミングでMBAをとるためにキャリアブランクを空けるという選択肢はなく、そのまま現職に転職をしました。
ーーキャリアを考える上で、強烈な原体験があったんですね…。本格的にMBAを学ぶことを検討しはじめたのは、その後キッカケがあったのでしょうか。
あるとき、取引先の忘年会に参加したときにBBT大学院出身者と出会ったんです。
当時のわたしは、先にお話した原体験もあり、将来の不安を払拭するために目の前の業務に打ち込んでいました。
ただ、忘年会で出会ったBBT大学院出身の彼からこう言われたんです。「本業を頑張ることは大事だけど、社外でも優秀な人と出会い、学び合うことも魅力的だよ」、と。
将来の不安を払拭するために働いていた当時のわたしはハッとさせられました。
ーー新しいマインド、視点に出会われたんですね。
不安な未来のために必死に頑張る自分にとって、本業と両立しながら大変なはずなのに、勉強も学んだことを仕事に活かすのも楽しくてしょうがない、とおっしゃられる彼に衝撃を受けました。
自分にはない視点でしたね。そんな経緯で、彼のようになりたいと思い、BBT大学院でMBAを学ぶことを検討しはじめました。
ーーMBAを学ぶにあたり、ゴール設定はどのようにされたのでしょうか。
MBAの学位を取得することを目的にしてはいけないと考えていました。MBAホルダーであるだけで、突然転職がうまくいくわけではないじゃないですか。
ですので、折角お金と時間を投じるのであれば、BBT大学院で学ぶことで自分自身や人生を大きく変えてやろうと考えました。入学前に修了生体験談インタビューを拝見していても、全ての方がなにも起業しているわけではありませんでした。
MBAを学んだからといって、起業する人も、所属企業が変わらない人もいる。
MBAの学位はあくまでオマケというか(笑)、修了後に自分の人生が大きく変わっていることを目的に、2年間でとことん勉強し尽くすくらいの勢いで学ぼうと思いました。
ーー実際に2年間学ばれて、ご自身に変化は感じられますか?
わたしもまだ起業しているわけでもないですが、社内での自身の立ち居振る舞い、考え方、アウトプットは大きく変わりました。この具体的な変化のイメージは入学前には想像していませんでした。
たとえば、社内でD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の取り組みがあり、アンバサダーの公募があり、手を挙げました。D&Iを組織に浸透させるというミッションの下に、自身でワークショップを企画し、資料作成し、全国の社員に対するワークショップで使っていただいたり。
社内の方からすると、「急に眞野はどうしたんだ!?」と言われています。
ほかにも、社内ビジネスコンテストに応募し、キャリアセンターの立ち上げも起案しています。
大学院在籍中から勉強を始め、国家資格キャリアコンサルタントの資格も取得しました。入学前は、キャリアに悩んだら、すぐ『転職かな…』という発想でした。
しかし、BBT大学院で学んでいくうちに、『自ら解決できる人材になれるよう資格を取得したり、自らソリューションを作ればいいのでは?』という発想になったことに私自身が一番驚いています。
大前学長も「リーダーとしての構想力、行動力」の重要性を説かれていますが、BBT大学院での経験がなければ、ここまで新しい企画を起案し、行動できている自分はいなかったと思います。
↑在学中にも修了生企画として能動的に企画されていました
ーーまさに今の眞野さんはリーダーとしての構想力、行動力を如何なく発揮されていますね!
まだまだですが…BBT大学院での2年間は、「この2年で自分の人生を変えるためにはどうすればいいんだろうか」とひたすら考える続ける期間でした。
だからこそ、以前は及び腰になっていたことも、物怖じせずに取り組めるようになっているのだと思います。
ーー在学中のどのような経験から、その力が身についたのでしょうか。
得意分野だけでなく、苦手な分野、縁遠い分野の科目もオールマイティーにチャレンジできたからではないでしょうか。
わたしはファイナンス領域に元々苦手意識があり、正直、履修したことを後悔するほど大変な勉強もありました。
例えば、「新規採算性評価」は卒業研究と期間が重なったこともあり、両立することがかなりタフな経験となる科目でした。
グループワークで学んでいく科目でもあったので、苦手であるかどうか関係なく、個々がやりきらなければいけない環境でした。
学んだことがない分野であっても、どれだけ大変でも学びきった経験は、自身を変化させる要因になったと思います。
他にも、「ビックデータ分析」は文系のわたしには縁遠い科目でしたが、今後の自分のキャリアの方向性を考えると必要と考え、履修しました。
学んでみると、プログラム言語を実際に扱うのは難しかったですが、担当教員の方から実際にプログラミングができるスキルだけでなく、「エンジニアとの共通言語を知ること、それにより自身のやりたいことを伝えるスキル」の重要性を教えて頂きました。苦手意識はありましたが、今後のキャリアに活かせればと思います。
ーー学ばれる中で、どのような困難があったのでしょうか。
先にお話した、「新規採算性評価」は大変でした。
イチから自分たちでニーズのある製品を考案し、市場価値・採算性を算出し、ビジネスとして成り立つのかを考えました。
1~2週間で毎回あたらしいテーマについて考え、アウトプットすることがとても大変でしたね。
しかも、グループで進めていく形式だったので、別分野の方々とディスカッションをして、合意形成を図る必要がありました。まるでひとつの会社、ひとつの事業部をみんなで運営しているかのような体験でした。
進行するなかで、意見が対立することもありました。わたしはおそらく最年少でしたが、各分野の経験値が高い方々とのディスカッションを通して、臆せず発言し続けることも社内ではなかなか味わえない貴重な経験でした。
そんな中で、メンバー全員が納得のいく方向性を決めて結論を出すことの難しさを知りました。
ーー未経験領域で、しかも年齢的・経験的にも上の方が多かったことも大変そうです。
たしかに大変でしたが、学ぶことの方が大きかったです。
所属企業の業務でも、目上の方が多いんですね。同年代とディスカッションをすることにも価値がありますが、業界や業種も異なり、経験の積み方が違う方はお持ちの観点が違うように思います。その意味で、様々な考え方、視点を学びました。
オンラインでのディスカッションだったので、対面だとすぐに反論が難しいことも、後で調べてファクトべースで反論をしたり、議論させてもらいました。これはBBT大学院のオンラインディスカッションの良い点だと思います。
それに、普段はなかなかお話ができないような多種多様なスキルや経験をお持ちの方がたくさんおられて、お話しているだけでモチベーションが高まることが多かったです。
特に本業でかなりお忙しくされているなかで、「たのしいよ!」と前向きにBBT大学院での勉強もこなされている方々ばかりでした。
こんな人達、いままで出会ったことがない…!と驚かされました。わたしも影響されて、在学中はもはやナチュラルハイ状態でした(笑)
ーー学び自体は相当大変そうですが、様子を伺うとたのしそうですね。
↑オンラインディスカッションを共にした仲間とオフラインでの飲み会
いつも彼らと実際に飲み会などで会えるのが、本当に楽しくて。ホームルームで一緒になったメンバーは、毎月学習状況を相談するためのSkypeミーティングをしたり、一緒に旅行に行くくらい仲が良くて、地方在住メンバーも上京して飲みに行ったりしていました。
わたしなんかは年齢的にみなさんより下だったのですが、「眞野さんの歳で、こんなに勉強をしたら、これからのキャリアが楽しみだね」とポジティブフィードバックいただけて、もっと頑張るぞ!とモチベーションが上がりました。
ーー振り返って、改めてどう感じられますか?
将来への不安がなくなってしまいました。
社内でも「最近すごいね、なにかやってるの?」と聞かれることも多くなりました。
一見モチベーション高く優秀な方も実は不安に駆られることもあるようです。きっと私だけでなく、同年代の方でも共通の悩みなのかもしれません。それでも、「具体的には行動に移せていない」ことが多いように感じます。
ーー昔の眞野さんと比べると、別人のようです(笑)
若い人たちはみんな不安だと思うんですね。先にもお話したキャリアセンター企画もその解決策です。
「こんなに自分のキャリアの話を聞いてもらえたことがなかった」とホッとしてくださる方も多いです。
わたし自身、MBAの学びを通じて、人生の歩き方というものが少しですが、わかってきた気がしています。明日会社がなくなったとしても、大丈夫なんじゃないかという自信が、漠然としてではありますが、がむしゃらに勉強した経験から得られたような。
ーー冒頭おっしゃられていた「会社がいつなくなっても生きていけるスキル」とは、「どこでも生きていけるマインド」だったのかもしれませんね。
そうですね。ただ目の前の仕事だけやっていてもこのマインドには至れませんでした。がむしゃらに勉強をし、大前学長の仰る「やりたいことは全部やれ!」という言葉通り、全部チャレンジもして、はじめて持てるマインドだと思います。
普通に会社員をやっていると、明日会社がなくなり、商材がなくなると売るものもなく、生計が立てられなくなるじゃないですか。
そんな危機的な状況でも、明日から自分ができることを少しずつでも作っておくことが大事だと、BBT大学での学びや、また今回のコロナ渦で卒業研究をするにあたって、痛感しました。
20代、明日から会社がなくなったら、一人で生きていけるか?を自分に問うたとき、いい意味で会社に依存しないというマインドになるためには、人間5人分くらい学び、チャレンジし、自身の本当にやりたいことや、人生をどうセルフコントロールしていくかを考えぬくことが大切だと思います。そのことがBBT大学院での学びで実感を持って理解できました。
ーー最後に、もし眞野さんが昔のご自身にBBT大学院をおすすめするなら、どうおっしゃられますか?
↑2018年秋期入学式の様子
MBAの費用は、20代にとって安くない費用です。他の20代が飲みに行き、遊んでいるなか勉強するというのは、結構な勇気がいる決断です。不安があるなら尚更です。
「この2年でなにが変わるんだろうか?」という不安もハードルになると思います。しかし、実体験者としては「実際に変わるんだな」と今思います。
なかでも、BBT大学院に入学しなければ、出会えなかった素晴らしい先生・学友の方々と出会えて、今後の人生に刺激を与えてくれ続ける関係性が築けることはとても費用対効果が高いです。
検討されている方にとっては、清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気のある選択かもしれませんが、その一歩の勇気から得られるものはとても大きいと思います。
ですので、とてもおすすめです!
ーー本日は素敵なお話ありがとうございました!